たふたふと探題ふ
旅をしたい
ラ・ピッコラ・ポエズィーア~チンタ・セネーゼ~ 
本日も、ピエモンテ料理の巨匠、赤下シェフのお料理を紹介します。
次はセコンド、メインディッシュ、その前に、シェフが選んだ素晴らしいワインが登場。
因みに、ピッコラさんには、巨大なワインセラーがあるんですね、ワイン蔵。
大企業の女子更衣室くらいの広さ。
「マーサの幸せのレシピ」みたいに、厨房からの逃避先としても使えそう、涼しい。
ドカーンとメインディッシュが運ばれてきました。
イタリアの地豚、チンタ・セネーゼです。
鹿児島でも飼育しているようですが、これは本場、トスカーナから。
シェフが「高かった」と言うから、相当な値段だったのでしょう。
さっきの塊をシェア、チンタ・セネーゼ豚の低温ロースト。
スチコンが威力発揮、90℃の温度で肉の中心部が52℃に加熱した後、表面をロースト。
レアな豚肉です、はっきり言います、これは旨い。
豚とは思えない、品のある、上品な旨味。
低温ローストの効果もあるでしょうが、キメが細かくて、ジューシー。
豚というよりも牛、ランプやイチボのローストのよう。
脂も旨い、融点が低いのか、脂が脂っぽくなく、綺麗な味、いくらでも食べれそうな脂。
あと、塩の打ち方がいいですね。
レアな地豚と塩が均一に相俟って、生ハムを食べているかのよう。
ピッコラさんで食べたメインディッシュの中で、最高の一皿。
鹿児島のイタリアンで、このレベルの美味しさはそうそう無いでしょう。
今宵のディナーの原価率は、ものすごく高いかも、シェフのお礼を言わないと。
赤下シェフ、ありがとうございます。
この次はチーズですが、長くなったので、また明日。
マーサの幸せレシピ [ マルティナ・ゲデック ] |
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